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ザクロ・・加茂橋たもと 2014.09.27 

『ザクロ』(石榴、柘榴、若榴)ザクロ科・ザクロ属 学名: Punica granatum
殺風景な川辺の道に、秋の陽射しを浴びたザクロの実の赤が目立つ。中国宗時代の政治家で詩人「王安石」の詩『詠柘榴(石榴を詠ず)』に「万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん 多くの緑の葉の中に、ただ一輪、紅色の花が艶やかに咲いている。)人を動かすに春色多きを須いず(人の心を動かす春の景色に多くのものは要らない。赤い一輪の花だけで充分だ)」の句がある。この詩の赤い花とはザクロのことで、『紅一点』はこの句に由来する。現在では、男性の中に混じる唯一の女性の意味で用いられるが、本来は、多くの平凡なものの中に、一つだけすぐれて異彩を放つものが存在することのたとえに用られた。
この埃にまみれたザクロの実でも、熟せば次第に数が減っていく。毎年楽しみにしている近所の人がいるのだろうか。それとも鳥たちが常連さんだろうか。

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